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​競輪補助事業完了のお知らせ

​ この度、2024年度の競輪の補助を受けて、以下の事業を完了いたしました。
​本事業の実施により、様々なことに挑戦し、意欲的に作業に取り組める環境を目指していきたいと考えております。

​記

​事業名
事業の内容
補助金額
実施場所

完了年月日

2024年度就労支援機器の整備補助事業
調理・販売設備の整備
1,041,000円
青森県つがる市木造増田15番地7
青森県つがる市柏玉水藤岡2番地3
​2024年9月19日

1 補助事業の概要
 

(1)事業の目的​    
   障害を持つ方々を取り巻く「働く」環境は厳しく、障害者雇用対策が発展しつつ
   
  ある今でも、多くの方々が踏み出すことが出来ずにいます。その為、私たち支援者
   
​  は横断的な事業展開のもと、障害を持つ方々の「働く」ことへの意識向上を目指し
   
  ていく必要があると考えています。
できる・できないの考えに縛られず、様々な作業
  に参加し、自信をつけ、作業に
対する興味関心を広げることで、一般就労を目指すき
  っかけになるのではないでし
ょうか。その為には挑戦できる環境が必要となります。
​  その環境を多くの場面で提
供したいと考え、今回の事業を行いました。

​(2)実施内容
   今回の事業では3つの機器を導入しました。

  【スチームコンベクションオーブン】

   

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    これまでは家庭用のオーブンを使用していたため、一度に製造できる数が限られ
   ていました。こちらのオーブンは最大5枚の天板を使用することが出来るため、作業
   効率を上げることが出来ます。また、庫内の温度ムラも少ないため途中の天板の入
​   れ替えが不要となりました。

  【テーブル型冷蔵庫】

​   

    
    ​こちらは冷蔵庫の上面を作業台として使用することが出来ます。それにより、こ
   れまでのような作業机と冷蔵庫の行き来が不要となります。その為、身体障害を持
   つ利用者にとって作業がしやすくなりました。また、容量も大きいため生産が増え
​   ても保存に困ることがありません。

  ​【冷蔵ディスプレイケース】
 

     これまでは冷蔵のまま商品を陳列できる機器がなく、お客様が来店されるたびに
    冷蔵庫から出し入れを行っていました。その為スムーズに販売が出来ず、出し入れ
    の際商品を落としてしまうことや、ぶつけてしまうことがあり、廃棄処分となるも
    のもありました。こちらの機器の導入によりこれらの問題が解決し、またテーブル
​    型冷蔵庫同様、行き来がなくなるため、利用者の負担軽減につながります。

​2 予想される事業実施効果
 

・利用者の負担軽減

  「(2)実施内容」に記したように、機器の導入によって利用者の身体的負担軽減に繋

 がります。また、複数の作業を同時に進めることが得意でない利用者にとって、オーブ

 ンの焼き途中での天板交換が不要になることや、作業中の行き来がなくなることは、1つ

 の作業に集中できることとなり、作業ミスが減ると考えています。

・新しい作業への挑戦

  作業時間の短縮により、新たな作業に挑戦できる時間が生まれます。その時間を使い

 利用者の興味関心を広げていきたいと考えています。今回導入した機器は調理に使用す

 る物ですが、私たちは店舗での商品販売、イベント出店を行っているため、調理作業が

 難しい利用者にとっても、販売作業や配達作業、梱包作業等で自分の作業の可能性を広

 げられる機会となるでしょう。

3 補助事業に係る成果物
 

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特定非営利活動法人つがるしあわせ工房
​代表理事 野宮 祥裕

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